登記の権利者義務者
2022/10/24
こんにちは。事務の加藤です。
私が当初学んだ基本ワード登記の「権利者/義務者」ついて書いてみようと思います。
単語としては難しくはないのですが、慣れるまで「えっと、、、」の時間が度々あったワードです。
不動産登記の申請をする時には必ず出てくるので「権利者/義務者」ついて法律の本を見てみました。
しっかりと言葉の定義として書かれていました。
不動産登記法の第2条(定義)によると、
『登記権利者』
権利に関する登記をすることにより、登記上、直接に利益を受ける者をいい、間接に利益を受ける者を除く。
『登記義務者』
権利に関する登記をすることにより、登記上、直接に不利益を受ける登記名義人をいい、間接に不利益を受ける登記名義人を除く。
なんだそうです。
権利を得た者が利益を受ける事になるから、つまり、えっと、、
◎不動産売買による所有権移転登記では「買主」が『権利者』、「売主」が『義務者』
◎抵当権を設定する登記では「抵当権者(貸す側)」が『権利者』、「設定者(借りる側)」が『義務者』
◎抵当権を抹消する登記では「設定者(借りた側)」が『権利者』、「抵当権者(貸した側)」が『義務者』
今は日々当たり前のように書類で見る単語となりましたが、登記に関わって初めて使い方を知った言葉でしたのでご紹介してみました。
時々初心にかえるって大事ですよね。
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いまり司法書士事務所
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